石川県かほく市にある安藤忠雄の設計による西田幾多郎記念哲学館の夜景
石川県かほく市にある安藤忠雄の設計による西田幾多郎記念哲学館の夜景

建築写真家が撮る都市風景
撮影日:2017/08/03,31
撮影:鶴見哲也(Life is wonder

石川県金沢市から車で約30分北上した所にあるかほく市。
かほく市に建つ安藤忠雄氏設計の2件の建築の1つが、この西田幾多郎記念館。
かほく市は日本海に面しており、海沿いには砂丘による小高い丘が連なっている。
その丘の最頂部に建つのが、西田幾多郎記念館。
「自然と触れ合う」をコンセプトに、傾斜地の立地を活かしたダイナミックな外構デザインと、ガラス張りのシンボリックな建築。
安藤忠雄氏と言えばコンクリート打ちっ放しでは?と思うかもしれないが、そのイメージは内部空間で存分に表現されている。
また、このライトアップの設計・監修は、東京スカイツリーのイルミネーションを手がけた戸恒浩人氏(有限会社シリウスライティングオフィス)。
金沢からかほく市方面へ車を走らせる際、高架化された国道159号線から昼夜ともに美しく建築が佇んでいる。
かほく市は人口3万人強の小さな自治体であるが、その象徴的な都市景観は名建築家によってシンボリックに輝いている。

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