設計:takiatelier / タキアトリエ
場所:富山県
撮影:鶴見哲也(Life is wonder)

富山県の新築注文住宅の建築写真(設計:takiatelier)

 

富山県の新築注文住宅の建築写真(設計:takiatelier)

 

富山県の新築注文住宅の建築写真(設計:takiatelier)

 

富山県の新築注文住宅の建築写真(設計:takiatelier)

 

富山県の新築注文住宅の建築写真(設計:takiatelier)

 

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富山県の新築注文住宅の建築写真(設計:takiatelier)

 

富山県の新築注文住宅の建築写真(設計:takiatelier)

 

「大きな土地にポツンと可愛い佇まい」というのが、現場入りした最初の印象。
駐車場と住まいには1m弱の段差がある。
道路からの佇まいが必要以上に高くなるのを避けるため、階高を抑えたのだろう。
その効果はてき面で、よく町並みに馴染んでいる。
大きな土地にポツンと建てたのは、外部空間を楽しむためである。
クライアントはアウトドアが趣味で、LDKの木製造作サッシの大開口を開けると広々として濡れ縁(ウッドデッキ)が広がる。
撮影時、外構は砂であったが、今頃きっとクライアント自ら手を加え、充実したセカンドリビングになっていることが想像できる。
内部は、セミクローズドなキッチンにより、生活感を軽減したリビングとなっている。
壁はクライアントのDIYによる左官仕上げ。
照明器具や玄関ドアノブ、洗面ボウルは地元のガラス職人の手作り。
手仕事の見える仕事が、無垢床のナチュラルな雰囲気にピッタリだ。
夜景も撮影したが、照明計画が非常に良かった。
いい感じに暗いのだ。
一般的な住宅は、空間全体を明るくしようとするあまり、無駄に明るくなりすぎている。
それに対して、この住まいは必要なところに必要な光を準備し、しっかりと暗い部分がある。
暗い部分があることで、ガラス作家の照明器具の柔らかな光が、温かく感じられ雰囲気の良い空間を演出。
個人的な主観ではあるが、アウトドア好きと手仕事の趣向は似ていると思う。
どちらもナチュラル思考で、柔らかくて、大らかな雰囲気を好む。
そんなクライアントの趣向にピッタリで、なおかつ周囲の町並みに対しても大らかに佇む住まいであった。

以上のことから、建築写真の撮影のポイントはこちら。
・2方向からの外観写真で、箱型であることと、近隣の住宅よりも低く計画されていることを表現
・木製サッシを開放して、室内外から外と中の関係性を切り撮る
・ガラス作家の作品は、ズームレンズかつ人の手を入れて使い勝手まで表現
・夕景はブルーモーメント(夕日が沈んでからの30分)で撮影できるよう、明るいうちからしっかり構図と設定を決めておく
・照明を点灯した写真は暗所を入れ、明るくし過ぎないよう控えめに現像

(※コメントは、建築写真家として捉えた私見です)

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