建築写真家が撮る都市風景
撮影日:2017〜2019
撮影:鶴見哲也(Life is wonder)
建物を真っ正面から捉え、あえて奥行き感を無くして撮影する。
それをモノクロ現像で、色情報を抽象化。
そうやって見える建築写真は、垂直水平の幾何学的なデザインと、光の陰影が描く立体感がある。
この規則性のある見え方が美しい。
建築にとって、実は影の部分がとても重要だ。
断熱性能の観点からは、夏は日射遮蔽、冬は日射取得が求められる。
人が快適に過ごすという観点からは、直射日光が目に入るのは不快なので避けたい。
明るくて開放的という部分だけではなく、どんな影が描かれているかに注目して建築や都市を見ていくと新しい発見があるだろう。
撮影のご相談やお問い合わせはこちらから。