設計:安藤建築事務所 (Instagram:@ando_kenchiku
場所:石川県
撮影:鶴見哲也(Life is wonder

建築写真|石川県|TN-house(個人住宅)|設計:安藤建築事務所
建築写真|石川県|TN-house(個人住宅)|設計:安藤建築事務所
建築写真|石川県|TN-house(個人住宅)|設計:安藤建築事務所
建築写真|石川県|TN-house(個人住宅)|設計:安藤建築事務所
建築写真|石川県|TN-house(個人住宅)|設計:安藤建築事務所
建築写真|石川県|TN-house(個人住宅)|設計:安藤建築事務所
建築写真|石川県|TN-house(個人住宅)|設計:安藤建築事務所
建築写真|石川県|TN-house(個人住宅)|設計:安藤建築事務所

この住まいは、長閑な田園が望める立地条件を活かしている。
隣が田んぼであれば、大きな開発がない限り開放感は確保される。
そのため、隣に建物が建つ可能性があるのかという視点で土地探しをするのもいいだろう。

開放感のある土地において、計画のポイントは窓の配置。
窓は光と風、風景を取り込むもの。
だから、カーテンを閉めずに過ごせる時間が長ければ長いほど、私は良い窓配置だと思っている。
この住まいは、東側の田んぼに対してLDKの大きな窓を素直に配置し、美しい風景を積極的に取り込んでいる。
その様子が伝わるよう、窓を部分補正して風景が見えるように配慮した。

そして、この写真は田んぼ越しの外観に合わせて、朝8時に撮影している。
室内にはきれいな朝日が入っているので、照明の点灯は最低限にした。
おそらく、この住まいで暮らすご家族も、晴れた日の朝はLDKの照明を点けないだろう。
そうやって実際に暮らす様子、その状況をイメージしながら撮影している。

以上のことから、建築写真の撮影のポイントはこちら。
・田んぼのど真ん中から撮影し、立地条件の良さをしっかり表現
・室内から風景が白飛びしないよう部分補正で調整
・実際の生活状況に合わせて照明を調整

(※コメントは、建築写真家として捉えた私見です)

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