設計:安藤建築事務所 (Instagram:@ando_kenchiku)
場所:石川県
撮影:鶴見哲也(Life is wonder)
シルバーのガルバリウム鋼板と焦茶色の板張りの外壁の組み合わせ。
この外観を見て何か違和感を感じないだろうか。
そう、窓が少なくて小さい。
なぜなら、ロの字型で真ん中が中庭になった住まいだからだ。
そのため撮影の際は、中庭を入れた空間の関係性を意識した。
具体的には、
1.中庭を中心にロの字型になっていることが伝わるよう、あえて洗面脱衣室とその奥にある建具を開けて撮影
2.ロの字の角から動線を意識させる構図づくり
3.中庭の向こうに部屋があることがわかるよう、窓を開けてガラスの反射を軽減させる
4.2階の窓から中庭を見下ろす
5.中庭に寝転がって、空を見上げる
これら5点の工夫を凝らし、中庭が主役として撮影を進めた。
(※コメントは、建築写真家として捉えた私見です)
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